常緑(トキワ)つりしのぶの手入れ方法
常緑しのぶは、亜熱帯地方が原産で、ジャングルの中の樹木等に着生しています。
葉は一年中青々とし、温度が25度〜以上あれば年中、新葉も出てきます。根茎も伸び増えてきます。
温度が15度以下でしたら休眠状態になり、あまり活動しません。温度が10度以上の季節になりましたら、屋外にてつりしのぶとして鑑賞出来ます。15度以下の季節になりましたら、屋内に入れて吊ったり、お皿に砂利等を敷いてその上に置き、青々とした葉・根茎等を鑑賞します。
1月
置き場所:屋内にて吊ったり、お皿に砂利等を敷いてその上に置いて青々とした葉を鑑賞します。(お皿の中に水を入れて、しのぶ玉を浸けっぱなしにしてはだめ)
水やり:乾いたら水中に浸け込みます。土の湿り過ぎは根毛を腐らせますので、4〜5日で土が乾燥するように3秒〜10秒位水中に浸け込み、湿り具合を調整します。
肥料:葉色が薄ければ、ハイポネックス液肥を1500倍位に薄め、7日に1回葉色がよくなるまで施します。
2月・3月
1月を参照し手入れをします。
4月
置き場所:最低温度が15度以上ありましたら、屋外で吊りつりしのぶとして観賞出来ます。
日光の日差しを70%位遮ってください。木漏れ日がチラチラする樹木の枝下、よしずの内側、日陰になっている場所等に吊り、観賞します。もちろん屋内にても、カーテン越しに木漏れ日が当たる場所、または明るい日陰等に吊ったり置いたりして楽しめます。
水やり:土が乾いたら水中に浸け込みます。場所によって違いがありますので、3〜5日に1回位浸け込みます。3〜4日で土が乾燥するように3秒〜10秒位浸け込み、湿り具合を調整します。
肥料:ハイポネックス社マグァンプ大粒を6個位(玉型12センチの場合)埋め込みますと、約1年間効果があります。
夏季等、活動期には肥料が不足しますので、別途ハイポネックス液肥を1000〜1500倍位に薄め10日に1回位施しますと葉色も良くなり生育旺盛になります。
薬掛け:虫類・菌類は、暖かくなると野菜・花き・植木類全般に発生します。しのぶ類にも苔やカビ類、夜盗虫・アブラムシ等の虫類が付着することがあります。虫類はピンセット等で取り除きますが、取り切れない場合や予防には、バケツ等にトレボン乳剤、スミチオン乳剤等を規定濃度で作り、1分程度浸け込みます。
菌類等は空中に広く浮遊しており、立ち枯れ病・根腐れ病・ゾクトニア菌等が、しのぶに感染することがあります。バリダシン5液剤、モンカットフロアブル40等をバケツに規定濃度で作り、30日に1回、1分程度浸け込みます。続けて同じ薬を使用すると抗体性ができてしまうため、異なる薬を交互に使う方がよいです。
5月
4月を参考にして管理しましょう。
6月
置き場所:最低温度が10度以上ありましたら、屋外にて、つりつりしのぶとして観賞出来ます。
日光の日差しを70%位遮ってください。木漏れ日がチラチラ樹木の枝下、よしずの内側、日陰になっている場所等に吊り、観賞します。もちろん屋内にても、カーテン越し等で木漏れ日が当たる場所、または明るい日陰等に吊ったり置いたりして楽しめます。
新芽も出てきて根茎も伸び、生育旺盛な季節です。傷んだ葉や醜い葉等は取り除き、新芽が出やすくし、見栄えの良い葉姿にして鑑賞します。
水やり:環境によって違いますが、(玉型12cmを基本)2〜3日に1回位浸け込みます。
夏季は少し多めに8割方乾いたら、浸け込みます。
肥料:活動期ですので、マグァンプ大粒も植え込んでありますが、ハイポネックス液肥を1000〜2000倍に薄め7〜15日に1回位施しますと葉色も良くなり、根茎も伸びます。他の植物に比べ葉が著しく薄いので、濃い液肥は葉・根茎を著しく傷めますので十分に気をつけて施します。
薬掛け:4月を参考にします。
7月・8月・9月
6月を参考にして手入れをします。
10月
置き場所:9月後期から屋内に入れて、観賞するのが良いと思います。
水やり:浸け込み時間、5〜10秒位に調整し、4〜5日で乾燥するように浸け込みます。
肥料:9〜10月はまだ活動期ですので、ハイポネックス液肥を2000倍に薄め7日〜15日に1回位施し葉色がよくなるまで施します。
薬掛け:4月を参考にします。
11月
置き場所:屋内にて吊ったり、お皿に砂利等を敷いてその上に置き、青々とした葉・根茎を鑑賞します。カーテン越し等で木漏れ日が当たる場所、または明るい場所に置いて観賞します。
水やり:4日目には土が乾燥するよう、浸け込み時間を5秒〜10秒位調整し浸け込みます。
肥料:葉色が悪ければ、ハイポネックス液肥を2000倍に薄め7日に1回位施し、葉色がよくなるまで施します。
薬掛け:4月を参考にします。
12月
11月を参考にして手入れをします。
●セッコクの手入れ方法
しのぶよりも水切れ、寒さ等に強いので、しのぶと同じ手入れをします。 通常は、 滅多に枯れる事はありません。
●羽蝶蘭等の手入れ方法
羽蝶蘭、鷺草、ギボシ等は、植え込みますと通常は花が2年位咲きますが、しのぶの生育を優先する手入れをしますので、手入れや環境が合わず、球根が腐る事もありますのでご承知下さい。
鷺草は、芽が出て伸びている最中に水を切らしてしまうと、葉がしおれ、枯れますので、玉の土が乾いたらすぐに水掛をして、しおれさせないようにしましょう。
羽蝶蘭は、土が乾き気味の方が良いです。 開花後はしのぶと同じ手入れをします。通常でしたら来年も花が咲きます。
ギボシは強いので、つりしのぶと同じ手入れをしますと、普通に生育します。